動植物が存在している自然界においては、言語は人類が共通の認識をしようと口裏
を合わせた記号に過ぎない。共通認識の記号を操る人間は、その技術に”言語”という
記号を与え、次なる産物として、思考する技術を手に入れた。
その証拠に、人は何かについて考えるとき、自身のネイティブにあたる言語で考えるでしょ。
言語は道具であり、思考はそれを操る技術ということ。
人は思考という技術を使って言語を操り、目的を果たそうとする。
言語によるブランディングの原点は、ここにある。
”どう受け止められたいか”が目的であり、その目的を果たす為に
思考を使って言語(この場合は記号の意味)を選ぶということ。
ここまでは思考のはなし。
ここからは総力戦になる。
聴覚の履歴を参照し、言葉(この場合は音)、音の素を選ぶ。
視覚の履歴を参照し、言葉(この場合は記号の形)、色、素材、形を選ぶ。
触覚の履歴を参照し、素材を選ぶ。
味覚の履歴を参照し、味の素を選ぶ。(もちろん商品名ではない)
嗅覚の履歴を参照し、匂いの素を選ぶ。
※それぞれにプロフェショナルがいるが、スペース上、ここでは紹介しない。
ちなみに僕自身の現状の商品は、思考の技術力、聴覚のコントロール、視覚のコント
ロールということになる。それ以外は新たに専門家を探すか、自分で磨くしかない。
未来の顧客様へ ※これ以降は創刊号読者特典です。
このコラムは、思考を使って言語(この場合は記号の意味)を選ぶという手法の自社
ブランディングの一片であり、こういうものをオウンドメディアと呼ぶんです。
若い世代へ
思考が技術であるならば
技術で拓ける道もある(世界平和のために)
2 Responses
Toranosuke
初めまして、
マテさん。
僕は名前をToranosukeと言います。
マテさんの言われる通り、思考する技術は言葉に由来してるのは否めない。
それを否定する人も多いと思う。
少なくとも僕はマテさんの文面に相当しているようなんです。
ところで人は思考する中、記号即ち言葉を使わないで生活する瞬間も必要だと思いました。頭と心をリフレッシュさせるということですが、そういう状況はマテさんの言われる思考する技術に含まれますか?
そして思考する技術は常に人生において主軸にするのが良いでしょうか?
松尾俊治
Toranosuke さん
はじめまして。
マテさんって言ってる地点で、どこかでつながってきた方えしょうね。
知らない方も多いでしょうから、軽く触れておくけど、マテさんってのは、マテオ=リッチというペンネームのティグリスのライターのことです。一部では‘マテさん‘と呼ばれているのです。
思考する技術に関するコメントだったけど、
①思考を止める時間の必要性の話と、
②思考する技術を人生の主軸に置くか、
この2点だね。
まず伝えたいことは、そもそもこのコラムを通して伝えたかったことは、思考がどうとかこうとかじゃなくて、紐解いてみると思考は技術だから、磨けるんだよってこと。
同じ思考技術のままで、ずっと考えたって、答えは変わらない。
根本を変えろ!
変えれるってことに気付け!!
と言っているのです。
で、もちろん、ブランディングのコラムとして書いてるんで、その原点について、発展させたんだよね。
①本来、言語を操るのも、考えることも、無意識のうちに完結してるでしょ。それは能力なんです。能力が高いがゆえに大切なこと見落としてる場合もあるんだと思う。これまで誰もがそうだったように、これからも無意識の中で思考していけばいいし、リラックスして過ごす時間も、これはこれで、ほんと大事にしてほしい。ただ、行き詰った時、原状を変えたいって思った時、ちょっとこの話思い出してみればいいじゃねーの!
②思考する為に生きてるんじゃない。幸せに生きる為に思考するんです。これ以上書きますか?
最後に、いくつかオススメしときます。
以下の三つのキーワードが、もしかしたらToanosukeさんの役に立つかもしれません。
・「無知の知」:ソクラテスさん
・「馬鹿の壁」:養老孟司さん
・「ユダヤの商法」:藤田 田さん
詳しくは書きません。アフィリエート見たいな体裁になっても、ださいんで。
最後に一言だけ言わせてほしい。
このコラムにコメント残したの、Toranosukeさんが初めてなんだよね。
これって、規模の問題じゃなくって、立派なアクションなんだよ。
それが周囲に与える影響、巡り巡って社会全体に与える影響って、すごいと俺は思うんだよ。
そういう人のこと、 ‘ファーストペンギン‘ って一部ではよんでるらしいよ。
Toranosuke ! Nice Action!!