ティグリスが考える、ブランディングの最小単位

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極端なはなし、河原に石ころがあるのは当たり前のことだけど、誰かがそれに意識

を奪われなければ、まだそれは、石ころにはなれていない。一つの実体が、この宇宙

の中に存在しているだけの状態と言える。あらゆる実体というのは、人に認識されて

はじめて、その人が、自身のネイティブにおけるしかるべき記号(日本語で言うとこ

ろの石ころ)が割与えられ、ようやく、石ころとなることができる。もう一度言って

おくけど、これは極端なはなし。

 

「ブランド(brand)」の語源は、家畜などに押した「焼き印(burn)」にあります。昔、

農家では自分の牛を、他の牛と識別するために熱く焼いた鉄印を押しました。転じて

「ブランドは、「他者との差別化」を象徴する言葉になったと言われています。

http://www.axhum.co.jp/を参照

 

ブランディングという言葉自体が人類の基本ツールである言語であり、他との差別

化を意味するのであれば、宇宙に存在するあらゆる実体にとって最初に遭遇するブラ

ンディングは、人に認識された瞬間にある。事業体であるティグリスが対象とするブ

ランディングの最小単位は、人。誰にとっても、生(命)の続く範囲で、自身の生き

方、可能性を考えることは自然なことのなのだけど、実世界において、自身をブラン

ディングするという発想を持っているいる人がどれくらいいるだろうか。キャリアコ

ンサルタントという職業があるようだけど、なんだかそれではニュアンス的に満たさ

れない。人生をかけた自己実現、自己表現などの手段としての生業(NARIWAI)。ひとり

ひとりの生業との出会いをサポートするティグリスは、その立場を個人に対するブラ

ンディングコンサルタントと表現したい。

 

初回コラムということも考慮し、念の為言っておくけど、

個人がその価値観に基づいて、

自身の生業の形を模索しようとすること、

またその選択は、

日本国憲法の言うところの、自由なのである。

 

written by mateo=rich

One Response

  1. Toranosuke
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    マテさんは人を大事にしてるんですね。

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